我が家のHelixは音量操作系のキーが効かない
さて、先々週にHelixを組み立てて以降、楽しく使い続けている。
そんな我が家のHelixだが、音量操作系(音量UP/DOWN)のキー操作が効かないという問題があった。今回はそれを解決したという話。
解決方法
原因は設定ファイルのパラメータが有効化できていなかったことだった。
自分の環境紹介は以下の通り。基本のキーマップから少しだけアレンジして使っている。
- Windows 10
- Helix 5行
- ファームウェアはQMK Firmwareで書き込み
ファームウェアの書き込み自体はHelixのドキュメントに沿って書き込めば問題ない。
github.com
ただ、書き込んだ後に、問題が発生した。音量UP/DOWNが割り当てられているキーがどうも反応しないのだ。(キーコードとしては"KC_VOLU"と"KC_VOLD")
で、調べてみるとこんな情報が。
Add EXTRAKEY_ENABLE = yes to your Makefile. It will enable media/volume keys.
なるほど。何か関係するオプションがありそうだ。そういえば、バックライトを有効にするときに同じような設定を書き換えたが、他にも何かあった気がする。
"qmk_firmware\keyboards\helix\rev2\keymaps\
# Build Options # change to "no" to disable the options, or define them in the Makefile in # the appropriate keymap folder that will get included automatically # BOOTMAGIC_ENABLE = no # Virtual DIP switch configuration(+1000) MOUSEKEY_ENABLE = no # Mouse keys(+4700) EXTRAKEY_ENABLE = no # Audio control and System control(+450) <--これ CONSOLE_ENABLE = no # Console for debug(+400) COMMAND_ENABLE = no # Commands for debug and configuration
yesに書き換えた後、ビルドして書き込むと、キーが効くようになった。
EXTRAKEY_ENABLE = yes # Audio control and System control(+450)
所感みたいな
ファームウェアを書き込むためのQMK Firmwareのドキュメントは充実しているので、次、何か調べ物があれば、ここをまず当たるのがいいかもしれない。
眺めてみると"MOUSEKEY_ENABLE"とか面白そうなオプションがある。どんな機能なのか、また試してみよう。
docs.qmk.fm
Helixを二週間ぐらい使っているが、最上段の数字キーが無くてもいい気がしてきた。そんな気がしてくると4段版も欲しくなってきちゃうから怖い怖い。