twitterよりちょっと長いの

せっかくだから書き残すよ。

我が家のHelixは音量操作系のキーが効かない

さて、先々週にHelixを組み立てて以降、楽しく使い続けている。
そんな我が家のHelixだが、音量操作系(音量UP/DOWN)のキー操作が効かないという問題があった。今回はそれを解決したという話。

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解決方法

原因は設定ファイルのパラメータが有効化できていなかったことだった。

自分の環境紹介は以下の通り。基本のキーマップから少しだけアレンジして使っている。

ファームウェアの書き込み自体はHelixのドキュメントに沿って書き込めば問題ない。
github.com

ただ、書き込んだ後に、問題が発生した。音量UP/DOWNが割り当てられているキーがどうも反応しないのだ。(キーコードとしては"KC_VOLU"と"KC_VOLD"

で、調べてみるとこんな情報が。

Add EXTRAKEY_ENABLE = yes to your Makefile. It will enable media/volume keys.

なるほど。何か関係するオプションがありそうだ。そういえば、バックライトを有効にするときに同じような設定を書き換えたが、他にも何かあった気がする。

"qmk_firmware\keyboards\helix\rev2\keymaps\\rules.mk"を開いてみる。

# Build Options
#   change to "no" to disable the options, or define them in the Makefile in
#   the appropriate keymap folder that will get included automatically
#
BOOTMAGIC_ENABLE = no       # Virtual DIP switch configuration(+1000)
MOUSEKEY_ENABLE = no       # Mouse keys(+4700)
EXTRAKEY_ENABLE = no       # Audio control and System control(+450)  <--これ
CONSOLE_ENABLE = no         # Console for debug(+400)
COMMAND_ENABLE = no        # Commands for debug and configuration

yesに書き換えた後、ビルドして書き込むと、キーが効くようになった。

EXTRAKEY_ENABLE = yes       # Audio control and System control(+450)

所感みたいな

ファームウェアを書き込むためのQMK Firmwareのドキュメントは充実しているので、次、何か調べ物があれば、ここをまず当たるのがいいかもしれない。
眺めてみると"MOUSEKEY_ENABLE"とか面白そうなオプションがある。どんな機能なのか、また試してみよう。
docs.qmk.fm

Helixを二週間ぐらい使っているが、最上段の数字キーが無くてもいい気がしてきた。そんな気がしてくると4段版も欲しくなってきちゃうから怖い怖い。